5.教育について

 教育の基本は、知育・体育・徳育といわれています。そのなかで私は、徳育こそもっとも大切と考えます。ただ知育・体育と違い、徳育は授業で教えることが非常に困難です。あくまでも、教師と生徒の人格的触れ合いや生徒同士の交流の中で育まれます。私自身、小・中学生時の授業内容はほとんど忘れましたが、先生から頂戴したビンタのありがたさは決して忘れません。親と同じように、私の様な悪ガキを本気で叱ってくださった先生方には今心から感謝しています。

 いずれにしろ、躾は家庭の責任であります。学校教育は知・体・徳育を通じ、公共心(パブリックマインド)や社会性を子供が身につける場ではないでしょうか。よく世間では“子供の権利”などと言われていますが、私には違和感があります。今の時代、権利よりも義務を子供に教えなければならないと思いますが、皆さんはいかがお考えでしょうか。

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